常識の枠を壊す男 川内優輝選手

川内、13日‘ 超弾丸ツアー マラソン

公務員にして最強の市民ランナー 日本男子で最も寡黙で熱い男ではないでしょうか!

(彼が決めたエジプトマラソン参加スケジュール)

〔1〕1月16日 半日勤務を終えた川内は埼玉・春日部から成田空港に移動し、午後8時過ぎの航空機で出発。
〔2〕17日 カイロ経由で計16時間超の長旅の末、現地17日午前6時過ぎにルクソール入り。時差調整とコース下見を行い、ホテルで静養。
〔3〕18日朝 午前7時号砲で古代遺跡コースの42・195キロを走破。ちなみに大会記録は2000年の2時間22分32秒(エジプト人)。日本人としては往年の名ランナー、中山竹通が01年に出した2時間23分18秒だ。
〔4〕18日午後 レース後はエジプト政府の案内でツタンカーメン王墓などを観光。ルクソールを午後8時過ぎに出発。
〔5〕19日 午後6時頃に成田に帰国。
〔6〕20日 午前8時30分号砲の駅伝出場。

 4日間1泊3日で往復約2万キロを移動し、“弾丸マラソン”をこなした上に観光して帰国翌日には駅伝にも出場してしまう。「時差もあるし、このレースを乗り越えれば、どんなレースだって対応できる強い選手になれると思う」。走る前からドヤ顔の川内に会場は異様な空気に包まれた。(926日 YAHOO NEWS

常識の枠を壊すときに人は感動を覚えます。なぜならばそこには新しい価値感が生まれているからです。

⇒マラソンは年間に1~2回 という常識を壊して、公務員の生活の中で練習の時間がない代わりに機会があれば必ず練習としてレースに参加しています。ワイルドなランナーです。

「常識外れといわれたけど周りが勝手に常識で限界をきめているだけ」(川内優輝)

常識はどうもその業界や組織の中で作られて固定化していくようです。常識の枠の外からの「着眼点」や「発想」をその組織の中でいかに生かす事ができるか?そこが「新商品開発」の入り口だと思います。

馬車から自動車へのINNOVATIONをおこしたフォード氏の言葉です。


次は何が欲しいかと顧客に尋ねていたら

「足が速い馬」だと言われていたはずだ。

(ヘンリー・フォード)