地球生命時間−2

 

46億年歳の地球を1年間とすると、生命体が登場したのは12月

26日付近でダーウィンの進化論が始まり人類が登場したのは12

月31日23時時59分30秒になるという見方を友人が教えてく

れた。

この地球の一日のほとんどは、活発な火山活動と煮えたぎる溶岩に

覆い尽くされたり、凍てつく沈黙の氷河期を迎えたり酸素がなかったり二酸化炭素で覆われたり我々の創造を遥かに超えた激しい経緯

を持つ。この地球の一日の最後の穏やかな環境の数十秒に我々人類

はかろうじて生かされている。

12月26日以降のそのわずかな営みを考えてみた。様々な「種」

が「カンブリア爆発」のように生まれては消え生まれては消え、そ

してついに今は哺乳類の決して体力的には強くはない「人」が地球

上を我が物顔で地球社会を営んでいるのだ。

なぜ、哺乳類の「人」が生き残ったのだろう?

 

ダーウィンは言っている。

「最も強い種が生き残るのではなく、最も賢い種が生き延びるでも

ない。唯一生き残るのは、変化に対応出来る種である」

 

この「種」を「企業」に置き換えてみる。

「最も強い企業が生き残るのではなく、最も堅実的な企業が生き延

びるのでもない。唯一生き残るのは、勇気をもって環境の変化に対

応出来る企業である。」

人の強さは「勇気と知恵」ではないかと思う。それは「組織」に反

映されて行き「組織の強さ」になっていく。企業の「成功体験」は

「保守化」現象を起こす。「保守」するために「管理」が強化され

る。環境が変わらなければいいのだが環境は変わっていく。哺乳動

物の「人」が生き残ったのは「環境順応」が最も旨く出来たからだ。

なぜ出来たのか?それは「知恵と勇気」という武器を備えたからだ。

 

 

我々人類は今現在、地球上を我が物顔で歩いているかつての恐竜と

変わらない。始末に悪いのが自分たちで発見した「核」で地球上の

生命を全て絶滅させる可能性があるという事だ。幾度かの地球の活

動や隕石の衝突で生命体は絶滅の危機に追いやられた歴史があるが

 

今は人類自身で「絶滅」する可能性がある時代なのだ。

地球の一日の最後の時間にそんな不幸がおこらない事を祈る。

 

最も強い種が生き残るのではなく、

最も賢い種が生き延びるでもない。

唯一生き残るのは、変化に対応出来る種である。

 

ダーウィン