「らしさ」を考える

                
いい意味で「らしい!」という事を第3者が感じた時に、それはイメージ付けができており良いブランディングが出来ていると言える。発信するものと第3者がイメージの同期化が出来ていると言えるのだ。つまり「魅力」がCOMMUNICATIONを通じて伝わっているのだ。 
「国」で考えてみよう。スイスは「アルプス」「精密機器」「湖」「ハイジ」「衛生中立国」こんなイメージが浮かんでくる。スイスは「国」としてのCOMMUNICATIONが出来上がっている。  


「らしさ」を作るものは「行動」である。「行動」は「IMAGE」を想像させ「らしさ」を形成していく。行動の変化は「らしさ」の変化を生み出す。  
その変化、つまり「価値軸のずらし方の質」がポイントとなる。つまり、IMAGEできる範囲での「価値軸のずらし方の質」内であれば新しいビジネスが拡大できる。  

 

上記のようにイメージの「らしさ」の範囲内であれば新ビジネスは可能である。  

冨士フィルムの化粧品 →フィルムで培った「技術」が「化粧品」に生かされた。共通のッポイントは「美」のイメージを持っている事だ。  
BVLGALIのリゾートホテル→共通のイメージポイントは「ラグジュアリー」。  


経済環境はINNOVATIONによって変わる。世界NO1のレコード針の「長岡」は、CDが生まれて消えてしまった。コダックはデジタル化の波に飲まれた。既存の「らしさ」が作るビジネスは永遠には続かないのだ。  

イメージの「らしさ」を再点検して「枠」を捉えれば新ビジネスは可能である。