グローバルとローカルの幸福度

マックが9年ぶりに前年を割って記事になっている。9年ぶりですよ!いいじゃないですか!9年間も伸ばし続けたんだから なんて言っては経営者としてはNGなのかもしれない。売り上げの増減が記事になるのはグローバルブランドの性なのだ。

 

しかし売り上げを伸ばす=お客様 従業員 経営者 は楽しく9年間幸せだったのだろうか? 幸せそうに見えたのはCMのおかげではないだろうか?

売り上げを伸ばして自分たちの幸せも伸ばせたのだろうか?

急速に店舗を拡大したり閉鎖したり、価格を下げたり上げたり、店舗のイメージを刷新したり、これは本当に幸せであったのだろうか?

 

マックはカリフォルニア生まれである。同じカリフォルニアにIN & OUT というハンバーガーショップがある。ここはグローバルと全く反対のローカルを大切にしている。つまり一族経営でFCもつくらない。アットホームなハンバーガーショップなのである。ローカルだから毎日くるお客さんがいっぱいいる、「ハイ ジョン! 元気」「元気だよ いつもの頂戴!」なんて顔見知りの会話で一杯である。ここのお客様 従業員 経営者は幸せである。ハンバーガーが全てを幸せにしてくれる。

 

グローバルかローカルか この幸福度の差は大きい。

あなたはグローバル派? ローカル派?

地球と人に優しいのはどっちなのだろう?

ローカルなグローバルのグランドデザインもIMAGEできそうな気がする。