地球生命時間

 

「地球生命時間」

〜我々は4時20分台に生きている〜

 

今我々は地球生命時間の何時にいるのだろう?

 

135億年前にビッグバンが起こり、46億年前に地球が生まれた。

圧倒的な数字でイメージが難しいのだが、今、我々がこの地球に生

命として活動している事は事実だ。

そして我々は星のかけらで出来ている宇宙に作られた地球上で最も

「複雑系生命体」で有ることも事実なのである。

では今地球時間で我々は何時にいるのだろう? 地球の最後をイメ

ージしてみた。太陽が巨大な赤色巨星になり地球は太陽に飲み込ま

れて爆発して消滅するのだ。我々は多分最も穏やかな地球時間に生

きているのだろう。地球物理学の学者は言う。今の地球時間は4時

20分台の数千秒分の一だそうだ。そして、複雑系の生命体が活動で

きる唯一の時間帯だという事だ。地球の内部はマントルが対流して

おり絶えず地殻が変動している。巨大な大陸が出来たり引き離れて

今のような数個の大陸になったりを繰り返しているのだ。ヒマラヤ

の頂上から出て来るのは貝の化石である。海のそこにあった岩盤が

世界一の高さの山に突き上げられたのだ。何という想像を絶するエ

ネルギーだろう。今もマントルは内部を対流しているのだ。地球は

生きていて我々は生かされているのだ。忘れてはいけない。たった4

時間の間に生命がほぼ全滅した時代が数回ある。隕石が地球にぶつ

かり埃が舞い上がり地球を取り巻いて太陽が見えなくなり急速に冷

え込んで古代の生命体は絶滅した時代があるのだ。地球一生時間の

1時間に1度は隕石が地球にぶつかっている確率にある。我々生命

体は宇宙的な構築から考えるとほんの一瞬の出来事に過ぎないだろ

う。

果てしない空想の世界ではあるが、我々人類が継続的に子孫を残せ

るとすると地球外の惑星で発展できるかどうかにかかると思う。し

かも幾つかの惑星が必要となるだろう。全ての惑星は地球と同じよ

うに生きている。我々の銀河はアンドロメダ銀河と40億年後ぶつか

り新しい銀河が生まれる。宇宙はその繰り返しをはてる事なく営ん

でいて、変化して成長する事が「宇宙の意思」なのだ

我々は宇宙と同じく「星のかけら」で出来ている。

自然に「変化する意思」が生命の中に息づいているのではないか

と思う。

 

 

あなたの時間は限られている。

だから他人の人生を生きたりして

無駄に過ごしてはいけない。

STEVE JOBS