歯磨きを考える

 

 

人は死ぬまでに何回歯を磨くのでしょうか?

人生70年として朝晩欠かさず磨いた場合は51100回です。

 

歯を磨くと云う事は表面を削ると云う事です。歯磨き粉を付けて細かな粒子を歯の表面につけてブラシで削ってしまうと云う事です。しかし良く考えてみると夜歯を磨かずに朝磨いたとしてもブラシを使うような食べかすが歯の表面に残っているのは僅かなものではないでしょうか?それをブラシでゴシゴシやるのはあまりにも不自然な気がして仕方ありません。食べ残しは歯の隙間に在るものでそこはブラシでゴシゴシやっても中々落ちない。歯垢となってしまうが歯垢を食い止めるようなブラシは存在していません。相変わらず糸ようじで歯の隙間を一か所ずつ取り除くしか手が無いのです。これをやってうがいをすると歯の汚れが良くわかります。歯の表面は磨くより拭きあげるというのが適切な表現ではないかと思います。そして歯垢を磨き落とす機能が必要ではないかと思います。本来の需要はここにあるのではと思います。

 

歯医者さんに言われました。「あんまり強く同じところを削ると歯がやせてしまいますよ。」我々は歯の表面をあまりにも強く磨きすぎてはいませんか?僕は今までの癖があってゴシゴシ強く磨く場所が一か所あります。そこは削れて変形していますが決して磨きすぎて真っ白にはなっていません。磨けば磨くほど白くなるという宣伝効果でなんとなく泡が出て綺麗に白くなっているという錯覚ではないでしょうか?むしろ歯を育てるという観点と年代によって口内のコンディションが異なるという事が抜けているのではないのでしょうか?

 

開発ポイント

   歯の表面を磨くのではなく拭きあげて白い歯を育て、歯茎を守り口臭を防ぐ

   歯全体のコンディションを育てる歯育糊(ゼリー状)の開発(削るのではなく育てるという発想)

   歯と歯の間の歯垢を簡単に取り除く歯垢除去ブラシの開発

   年齢別に歯育糊とブラシを開発する。

(例)年齢別の開発 歯にも当然お肌の曲がり角と同じ時期があるかと思います。歯と歯茎の曲がり角に対応できる歯育糊とブラシ。

   歯育糊とブラシのセット販売

 

生まれて死ぬまで付き合っていく歯の事をふと考えたときにこんな発想が出て来ました。僕は今50代ですが加齢歯があるとすれば、「美白歯」や「アンチエイジング歯」を求めます。年齢を取るからこそ口臭がない白い綺麗な口内コンディションでいたいと思うのです。エチケットの一つだと考えています。高年齢化で今までよりは働く時間が長く又多くの人と接する機会が増えるわけですから当然のことだと思います。ここに新しい市場があるような気がして仕方ありません。

間もなく4月に入ります。

違う観点でいつもの事を見直す事をお勧めします。